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映像制作の作業効率を向上させるSANファイル共有システム - StorNext -


このレポートは2004年10月〜12月に数回にわたって実施したSANファイル共有(StorNext&Xsan)評価報告からの抜粋です。 編集環境の向上・効率化実現のためのシステム検討のご参考となりましたら幸いです。



StorNext:SAN環境でのハイ・パフォーマンス・ファイル共有ソフト
ADIC StorNext
ADIC StorNext StorNext File Systemは今までSAN環境で実現できなかったファイル共有を実現し、 ヘテロジニアス(異機種OS混合:Windows、Linux、Unix)環境でハイ・パフォーマンスなファイル共有を実現するソフトウェアです。 StorNext File System (CentraVision)は、高速ストレージ・ネットワーク接続下において ヘテロジニアスなクライアントによるファイルの共有化を実現します。 同一ファイルの無駄な複製、管理、移動の必要をなくすことで、 StorNext File Systemはストレージの効率性を高め、 ワーク・フロー生産性を改善し、ネットワークのボトルネックを軽減します。
⇒ 現在、対応しているOSについてはこちらを参照ください。



■評価レポート

■評価目的
SAN環境ファイル共有の評価・検証
□ Windows、Linux、Unix、MacOSXなど異OS混在SAN環境の構築と評価
□ デジタル映像データ、映像制作フローを想定した効率的環境の模索

■評価項目
● 評価1−WindowsのみでのSAN環境構築および動作評価
StorNextのWindows版インストールはいくつかの問いかけに答えて行くことで数分で完了します。 まず、インストールするシステムがStorNextファイルシステムを管理するサーバ(FSS)か、 クライアントかを選択します。つぎに管理サーバをIPアドレスにより設定します。 最後にSANボリュームの設定とStorNextファイルシステムの作成を行ないます。 このとき対象ストレージの既存データは失われるので注意するしなければなりません。 サーバのインストールに続き、クライアントのインストール。こちらも手順はサーバと同じです。 インストール後、ドライブのアサインし再起動してStorNextファイル共有環境は構築されます。

● 評価2−SAN環境の冗長化(フェイルオーバー)の検証
FSSサーバのセカンダリ・サーバを接続して冗長化構成とし、フェイルオーバー動作を確認してみました。 冗長化の設定はサーバのIPアドレスの優先順位で行ないます。 プライマリのFSSがHeartBeat上から短絡し、およそ8〜10秒程度してからフェイルオーバーします。

● 評価3−SAN環境でのストレージのパフォーマンス評価
StorNextは異なったOSからも認識可能なファイルシステムであって、 パフォーマンスを向上させるものではありません。したがって、 データの複製・転送をできるだけ省略したワークフローに変更してデータフローの効率化を図ることが第一。 ストレージのドライブ構成、HBAやFCパスの設計によってパフォーマンスを上げることが第二。 ハードウェアではボトルネックがどこにあるかしっかり見定めないとパフォーマンスの向上は難しいでしょう。 I/OするクライアントのCPU、メモリなどスペックによりパフォーマンスは変わってきますが、 ひとつI/Oでおおよそ100MB/sを目安とし、こなさなければならないワークフローに合った構成を検討します。


● 評価4−Windows+MacOSX、Linux、UnixでのSAN環境構築および動作評価
今回、Windows、Linux(RedHat)、Mac OSXのクライアントでファイル共有を構築・検証してみました。
Windows以外のStorNext対象OSでは、コマンドラインでのインストール作業となるためやや複雑となり、 デバイス認識などシステム情報のコマンドや設定ファイルの編集などの知識が必要となります。
PowerMac G5&Mac OSXの接続には言うまでもなくApple Xsanを使用しています。 インストール作業は同様に簡単に行なうことができますが、 StorNextファイルシステムへの組込みには少々苦労するかもしれません。

● 評価5 −SAN環境でのアプリケーション評価
SAN環境で使用するアプリケーションの動作検証も必要となるのは、 ファイル共有ソフトウェアがミドルウェアというOSとアプリケーションの間に位置づけられる性質上、 それぞれで問題が発生しないか確認する必要があります。 また、アプリケーションが要求するデータの必要帯域を余裕を以って確保できるようシステム構成の検討をします。 映像処理を行なうアプリケーションであれば、非圧縮HD、圧縮HD、SDといった映像フォーマット、 同時に流す必要のあるレイヤ数、クライアント数などです。


※評価内容・データの詳細はお問い合わせください。



■ 対応一覧
● SGI IRIX 6.5.19f, 22f and 6.5.19m, 22m and 23m
● Solaris 8 and 9 SPARC (64-bit)
● Red Hat Enterprise Linux Advanced Server (32- and 64-bit) Update 2
● SuSE Linux 8.1 (Enterprise Edition)
● IBM AIX 5.2 (64-bit)
● Windows (2000, NT, Server 2003, and XP)
● Apple Xsanの7N125バージョン以上で互換
● Support for HP EVA 3000 Disk Array with HP SecurePath failover
● Support for HP MSA 1000 Disk Array with HP SecurePath failover

■ 特 長
File Locking Posix file locking (UNIX系)とdefault Windows file locking に対応。
File System
Internationalization
日本語のファイル名、ディレクトリー名に対応。
FS Quotas ユーザーによるQuotas(容量制限)に対応。
Disk Defragmentation ファイルのデフラグ(断片化ファイルの再配置)が可能。
同時ファイルアクセス 同時進行型マルチステップ・ワークフローの策定が可能になり、生産性を改善し、プロジェクト期間を短縮。
一つのファイルへの複数
ユーザ・アクセス
余分なファイルコピーを省き、効率的にストレージ統合を行なえ、データ管理のオーバヘッドを削減。
複数OS環境における一つのファイルシステム Solaris、AIX、Windows 、Linux、IRIX の複数OS下環境のクライアントに対応。
ネイティブ・ファイルフォーマット ヘテロジニアス環境でのプロトコルを使用したファイル転送を省くことで時間を節約し、ボトルネックを解消。
ハイ・パフォーマンスなスケーラビリティ 強固なUNIXベースのアーキテクチャにより、巨大なファイルサイズと高データ負荷環境に対応。
SANスピード 高バンド幅なファイバ・チャネル接続とLAN上のデータ・トラフィックを排除することによりダイレクト・ファイルアクセスを実現。
ハイアベイラビリティ ジャーナル・ファイルシステムにより障害復旧が迅速。
高い互換性 主要SAN、LANソフトウェア、ハードウェアとの運用が可能。



株式会社シーコム・ソリューション事業部は デジタル映像制作におけるデータの伝送・蓄積に関するベスト・ソリューションをご提供致します。



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